つい長く置いちゃうけど、どれくらいがベスト?
急な予定で美容室に行けなかったとき
次の来店まで少しだけ根元が気になったとき
そんな理由でホームカラーを使う方は多いです
その中でよく聞かれるのが
「放置時間って長く置いたほうが染まるの?」
今日はこの疑問に答えていきます
ホームカラーは“箱に書いてある時間”がベスト
まず結論からいうと
メーカーが指定している放置時間が最も安定した仕上がりになります
染料の発色や、髪の内部を開かせる薬剤の反応時間は
すべて計算されて作られています
長く置けば置くほど染まるわけではなく
決められた時間を過ぎると負担のほうが大きくなりやすい
という仕組みです
放置しすぎるとどうなる?
ホームカラーは「誰でもしっかり染まるように」
薬剤が少し強めに作られています
そのため、長く置きすぎると
・色が必要以上に暗くなる
・色ムラが出やすくなる
・髪が硬くパサつきやすくなる
・毛先に薬が広がってダメージが蓄積する
こういったリスクが増えます
特に根元だけのつもりが
いつの間にか毛先につく、というのはよくあること
長時間の放置は毛先のダメージに直結します
明るくしたいときこそ注意が必要
ホームカラーは
暗くするのは得意、明るくするのは苦手
という特徴があります
「長く置くほど希望の色に近づくかも」と考えてしまいがちですが
これは逆効果になる場合が多いです
暗くなりすぎたり、黄色く抜けたり、ムラが出たり
次回美容室でカラーリングする際に
希望の色にするのが難しくなることもあります
それでもホームカラーを使うなら
ホームカラーを否定している訳ではありません
使う場面は誰にでもありますし
困ったときの味方でもあります
ただし、以下のポイントだけ押さえてみてください
① 放置時間は必ず守る
② 根元だけ染めるときは毛先につけない
③ カラーした後はシャンプー→トリートメントをする
この3つを意識するだけで仕上がりは大きく変わります
美容室カラーが安心な理由
美容室のカラーリングとホームカラーにはこんな違いがあります
・薬剤の強さを髪の状態に合わせて調整できる
・髪質 ダメージ 履歴を見て放置時間を細かく変えられる
・根元〜毛先の色のバランスをコントロールできる
“ただ染める”だけでなく
髪を長くキレイに保つことができる
という点が大きな違いです
こんな使い分けがおすすめ
● とにかく急ぎ → ホームカラーOK(放置時間厳守)
● 色の調整・明るさの変更 → 美容室の方が安全
● 美容室の合間のつなぎ → 根元だけのホームカラーが安心
“ホームカラーは悪いもの”ではありません
ただ、使う目的とタイミングを決めておくと
髪を無理なくキレイに保てます
もし迷ったら、いつでも相談してください
あなたの生活に合わせて
無理のないカラー計画を一緒に考えます


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