長く通った美容室を変えて僕を選んでくださった理由|さいたま市の美容師が大切にしていること

コラム

10年以上通った美容師から僕を選んでくださった理由

先日、担当させていただいているO様から
僕との出会いについて書いてくださったコラムを

見せていただきました

そこには、僕自身が美容師として大切にしていることを
O様の目線からとても丁寧に書いてくださっていました

美容師として仕事をしていると
自分では当たり前だと思っていることが

お客様にとっては大きな意味を持っていることがあります

今回は、そのコラムを読んで
改めて感じたことを書いてみたいと思います

10年以上通っていた美容師さんから美容室を変えるということ

O様は、10年以上にわたって
同じ美容師さんに髪を任せていたそうです

カットもカラーも

「上品に仕上げてください」と伝えれば

安心して任せられるほど信頼していた

美容師さんだったそうです 

ところが、ある日のカットとカラーの後
自宅でシャンプーをすると

いつもと違う髪の手触りに違和感があったそうです

その日何をしたかを考えたときに思い当たったのがカラー
大きなトラブルがあったわけではありません

それでも、その小さな違和感をきっかけに
何も言わずに通うことをやめたそうです 

この話を聞いて
僕自身も改めて考えさせられました

「何も言われていない=満足」ではない

美容師側からすると

お客様に通っていただけていることは
「満足していただけている」と

思ってしまうことがあります

でも、本当はそうとは限らない

長く通ってくださっているお客様ほど
信頼してくださっているからこそ

細かな変化に気づくこともあります

大きな不満を伝えてから美容室を変えるのではなく
ちょっとした違和感の積み重ねで

静かに離れていくこともある

今回のコラムを読んで
改めてそのことを感じました 

だからこそ僕は
「いつものお客様だから大丈夫」と

思わないようにしたいと思っています

僕のところに来てくださったきっかけ

その後、O様は新しい美容室を探していたそうです

そこで以前から希望していたのが
「ピスタチオグレージュ」という髪色でした

いくつかの美容室でお願いしても

なかなか理想の色にならず半分諦めていたそうです

そんな中で今年5月に

僕のところに来てくださいました

初めてお話を伺ったときこれまでのカラーの経緯や

今まで理想の色にならなかった理由について

お話ししました

O様の髪は赤みが強かったため

緑を入れても赤みに負けてしまう

まず赤みを抑えて、その次に黄みを抑える
そこから少しずつ緑を効かせていく

髪をできるだけ傷めずに進めるのであれば
一度のカラーで完成させるのではなく

時間をかけて少しずつ理想に近づけていく

そのような説明をさせていただきました 

「できません」で終わらせない

僕がカウンセリングで大切にしていることの一つが
なぜできないのか、どうすれば近づけるのかを

きちんとお伝えすることです

髪の状態によっては

その日に希望通りのカラーができないこともあります

無理に色を入れれば

一時的には理想に近づけることができるかもしれません

ですが結果として髪のダメージが大きくなってしまえば
その後のヘアスタイルやカラーにも影響してしまいます

だからこそ
「今の状態ならここまでできます」と

お伝えするようにしています

「ここから先は、少し時間をかけた方が髪には良いです」
今後のことまで含めて一緒に考えることを

大切にしています

理想を諦めてもらうのではなく
髪を大切にしながら理想に近づいていく方法を

一緒に考えること 長期的に綺麗になっていただくこと

それが僕の考える美容師の仕事だと思っています

お客様が求めているのは「色」だけではない

今回の出来事を通して
もう一つ改めて感じたことがあります

O様が「ピスタチオグレージュにしたい」と言ったとき
僕が考えるべきなのは

単純にその色を作ることだけではありません

なぜその色にしたいのか
今までどんなことが気になっていたのか

どんな雰囲気になりたいのか

O様が今感じている思いをきちんと確認することで
本当に求めている理想像が見えてくることがあります

今回いただいたコラムにも
「言葉の奥にある想いまでくみ取ること」について

書いてくださいました 

これは、僕自身も美容師として大切にしている部分です

10年以上通った美容師さんから僕を選んでくださったこと

10年以上通われていた美容師さんから
担当を変えるというのは

O様にとっても大きな決断だったと思います

その中で僕を選んでくださったこと
そして今回

こうして僕との出会いを文章にしてくださったこと

美容師としてとても嬉しく思います

技術を提供することはもちろん大切です

それだけではなく
話を聞くこと、髪の状態を見ること

なぜそうなのかを説明すること

理想に近づけるための状態を正直に伝えること
そのうえで、どうすれば理想に近づけるのかを一緒に考えること

これからも、こうした一つ一つを大切にしていきたいと思っています

「いつものお客様だからこそ」丁寧に向き合う

長く通ってくださるお客様は
僕にとって本当にありがたい存在です

だからこそ、その信頼を当たり前にしないこと

「いつも通り」で終わらせるのではなく
その日の髪の状態や

お客様が今抱えている違和感をきちんと確認すること

そして、お客様が言葉にしている希望だけではなく
その奥にある「本当はどうなりたいのか」まで考えられる

美容師でありたいと思っています

今回いただいたコラムは
僕自身がこれからも大切にしたいことを

再確認するきっかけになりました

これからもお客様と一緒に相談しながら
「自分の髪を任せてよかった」と思っていただける

美容師でありたいと思います

今回、このような素敵な文章を書いてくださったO様に
改めて感謝いたします

ありがとうございました

高橋真信

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