「白髪染めは傷む」と聞いたことはありませんか?
「白髪染めは頭皮に良くないから
おしゃれ染めに変えた方がいいですか?」
このようなご相談をいただくことがあります
最近では「脱白髪染め」という言葉を耳にする機会も
増えて「おしゃれ染めの方が髪に優しい」というイメージを持たれている方も多いようです
しかし実際は、
「白髪染めだから傷む」
「おしゃれ染めだから傷まない」
というわけではありません
今回は、その理由をお伝えします
ダメージはカラー剤の種類だけでは決まりません
髪へのダメージは
さまざまな要素が重なって決まります
専門的な話も混ざりますが…
- 薬剤のアルカリの強さ(アルカリ剤の種類)
- 過酸化水素の濃度(カラー剤でいう2剤の事です)
- 放置時間
- 髪質やダメージの状態
- 今までのカラー履歴
- 毛先まで毎回染めているか
- 薬剤選定と塗り分け
これらが髪への負担に大きく影響します
つまり、「白髪染め」「おしゃれ染め」というだけで
髪へのダメージを判断することはできません
おしゃれ染めでも髪は傷むことがあります
「おしゃれ染めは髪に優しい」と思われがちですが
これも必ずしも正しいとは言えません
例えば、高明度のおしゃれ染めで
髪を大きく明るくする場合は
それだけ髪に負担がかかります
薬剤の設定や使い方によっては
おしゃれ染めの方が白髪染めよりも
髪への負荷が大きくなることもあります
だからこそ
- 白髪染め=傷む
- おしゃれ染め=傷まない
という考え方ではなく、
どんな状態の髪の毛なのか?
どのように薬剤を使うかがとても大切です
大切にしているのは「薬剤設計」です
ヘアカラーをするとき
「白髪染めを使うか、おしゃれ染めを使うか」
だけでは考えていません
一番大切にしているのは
その方の髪質・白髪の量・なりたいイメージに合わせて
薬剤を設計することです
例えば
- 白髪をしっかりカバーしたい方
- 明るさを楽しみたい方
- 赤みを抑えたい方
- 透明感のあるベージュを楽しみたい方
同じ白髪のお悩みでも
最適な薬剤の配合は一人ひとり違います
白髪50%以上でもおしゃれ染めという選択肢があります
「白髪が多いから、白髪染めをするしか綺麗にできませんか?」
このご質問もよくいただきますが
白髪の量だけで決まるわけではありません
髪質や白髪の生え方やこれまでのカラー履歴、
そして希望する仕上がりに合わせて薬剤を調整することで白髪が50%以上ある方でもおしゃれ染めをベースに
自然な透明感を表現できる場合があります
すべての方に同じ方法が合うわけではありません。
だからこそ、カウンセリングを大切にし
お客様一人ひとりに合わせたご提案を大切にしています
大切なのは「どちらが良いか」ではありません
白髪染めにもおしゃれ染めにも
それぞれの良さがあります
大切なのは
「白髪染めだから」
「おしゃれ染めだから」
と決めることではなく
今の髪の状態や、これからどんな髪を
目指したいかに合わせて選ぶことです
まとめ
「白髪染めは傷む」「おしゃれ染めは傷まない」という
イメージだけでカラーを選んでしまうと
本当に自分に合った方法を見逃してしまうかもしれません
カラーは、髪質や白髪の量に合わせて選ぶことで
もっと自然に、もっと楽しめるようになります
「白髪染めが重たく感じる」
「透明感のあるカラーを楽しみたい」
「白髪ぼかしに興味がある」
そんな方はぜひ一度ご相談ください
お客様の髪の状態をしっかり見極め
一人ひとりに合わせた薬剤設計で
理想のヘアカラーをご提案いたします
高橋 真信

コメント